Hakusan Shrine

趣のある神社

宇治市内の里山、白川に建つ白山神社。古くより雷除け、歯痛、疱瘡治癒の信仰を集めた国の重要文化財に指定されています。山奥の急な石段を登った先には、歴史を感じる茅葺き屋根の拝殿や石塔があり、神聖な雰囲気に包まれています。

立派な本殿です

宇治駅から徒歩４０分、山奥の森の中にある、ひっそりとして静かにたたずんでいるのが白山神社です。 ８世紀後半の疱瘡が流行した時に、その治癒を願い創建された神社とと伝えられています。 やがて藤原頼道の娘であり、後冷泉天皇の皇后であった、四条宮寛子が建立したといわれ、金色院の鎮守社となりました。 祭神は伊邪那美命で、木造坐像を祀っています。

参詣者は私一人で・・・少し、怖かったけど・・・

白山神社と云うのは全国の都道府県全部にあるんじゃないのか？と思われるほど同字、同音の神社は多い。京都府下だけでもそこそこあるし、別の神社の境内にも白山神社と云う社や祠があるところも多い。白山大権現の霊験があらたかなんでしょうね。ここも宇治とは云うものの中心地からはそこそこの距離もあるし、道中も坂道で・・・少し疲れましたね。静寂の世界で・・・少し不気味ではあるが、その分、霊気さえも感じる厳かな神社で...

村の鎮守の神様的な神社だが、かなりの歴史ある神社。宇治の町の中心街からやや外れた白川地区にある。

宇治の観光地と言えば、世界遺産にも登録されている「平等院」や「宇治上神社」のほか、宇治橋から上流５分から１５分程度の一帯に広がる寺社や、少し離れたところにある花の寺「三室戸寺」や黄檗宗総本山の「万福寺」などが有名だが、村の鎮守の神さま的なこじんまりとしたたたずまいのこの『白山神社』は、そもそもの発端的なものは平安時代にもさかのぼる。

山奥にある見応えある白山神社

山奥の急な石段を登ると境内があった。広い境内には歴史を感じる茅葺き屋根の拝殿や石塔があり、厳かな空気に包まれていた。観光客は皆無だ。