桜シーズンに訪問。普段は地味な噴水だけど、この時は桜の花がヒラヒラ舞いながら水面に落ちて、なんとも風情がありました。
丸い形の池の真ん中に、細く吹き上がる水がひとすじ。日本最古の噴水って、極めてシンプルだったんですね。護国神社参拝の際はこちらも忘れずに見学することをお勧め。
明治18年出版の『茨城常盤公園攬勝図誌』によると、水理に明るかった徳川斉昭が造らせたもので、岡を越えた100mほど南にある水源から水を引き、大石に据えた鉄管から噴出させ、その高さは3m以上(図は5mくらいに描かれています)とあります。当時は、その水を田畑の感慨に利用したようですので、それほどの水量があったのでしょう。江戸時代に、高低差を利用して作られた数少ない噴水で、今も水を吹き上げている、といい...
護国神社の下にある駐車場にある噴水です。噴水と言っても、現代人の私たちから見れば「なーんだ」と言ってしまうような代物ですが、当時は画期的だったのでしょうね。地味なので見逃さないように。
桜の時期
桜シーズンに訪問。普段は地味な噴水だけど、この時は桜の花がヒラヒラ舞いながら水面に落ちて、なんとも風情がありました。
再訪
丸い形の池の真ん中に、細く吹き上がる水がひとすじ。日本最古の噴水って、極めてシンプルだったんですね。護国神社参拝の際はこちらも忘れずに見学することをお勧め。
江戸時代後期、水戸斉昭により造られた動力なしの古い噴水ですが、水量が減って残念
明治18年出版の『茨城常盤公園攬勝図誌』によると、水理に明るかった徳川斉昭が造らせたもので、岡を越えた100mほど南にある水源から水を引き、大石に据えた鉄管から噴出させ、その高さは3m以上(図は5mくらいに描かれています)とあります。当時は、その水を田畑の感慨に利用したようですので、それほどの水量があったのでしょう。江戸時代に、高低差を利用して作られた数少ない噴水で、今も水を吹き上げている、といい...
日本最古の噴水
護国神社の下にある駐車場にある噴水です。噴水と言っても、現代人の私たちから見れば「なーんだ」と言ってしまうような代物ですが、当時は画期的だったのでしょうね。地味なので見逃さないように。