Atami Onsen Horita

コロナ禍でなかなか叶わなかった旅行でしたが、3年ぶりに行くことができました。 久々だったので張り切ってネットで情報収集し、高評価であったこちらに決めました。 夏旅行だったので暑いのは当たり前ですが、雨のため湿度が高く、ちょっと動いただけでも汗が吹き出してくるほどで、涼を求めて観光もそこそこに旅館に向かいました。着いた瞬間、家族で無言になりました。昭和レトロと言えばそうなのでしょうが、古さだけが目立ち、空調も扇風機が回っているだけだったので、チェックインの手続きだけで汗だくになりました。 2階の部屋に案内されるも、空調設備がないためモワっとしていました。部屋のドアを開けると狭いスペースの正面に冷蔵庫があり、ドアが内側に開くのでスリッパを脱いだらドアにスリッパが挟まり、閉まらない状態でした。 部屋の奥に小さなテーブルを挟んで２つの椅子があり、双方の椅子の後ろ側にトイレと洗面所が別々にありました。こちらも椅子をどかさないとドアが完全に開きませんでした。 【お風呂】 コロナ禍ということで、貸切で入れました。入り口のドアに鍵はありましたが、掛けることが出来なかったので、旅館の入り口から割と正面にある大浴場はドアを開けられたら脱衣所が丸見えです。せめて、ドアの内側に仕切りのようなものがあるといいと思いました。お風呂は源泉80℃という高温のようで注意を受けましたが、熱すぎて水を足して適温にするのに非常に時間がかかりました。脱衣所にも空調は扇風機だけだったので、温泉でせっかく汗を流しても着替えるまでにまた汗をかきました。 【食事】 マグロのカマ焼きや鯛の煮付けなど、その大きさにビックリしました。品数、量も適量で美味しくいただきました。ただ、ご飯を食べ終わった後にお味噌汁が出てきたので、一緒に出してほしかったです。 【その他】 ●洗面台の鏡のところの台にコップ2つとハンドソープ、ドライヤーが乗っていましたが、化粧品等が置ける スペースがなく不便でした。 ●9時くらいにはフロントは真っ暗だったので、大浴場の前ということもあり、電気を点けておいてほしかったです。 確かにHPでも最新の設備を誇る宿ではないと記載されていますが、古くても出来ることは沢山あると思います。全体的に、快適にくつろげるとは言い難い旅館でした。