Abuzuri-no-Fuseigo

神奈川県天然記念物

逗子市134号線の渚橋交差点付近葉山港方面にある自然にできる崖の事です。神奈川県天然記念物に指定されていて、三浦半島の地理知識を得られる崖になります。

神奈川県の天然記念物

｢あぶずりのふせいごう｣と読みます。ここは三浦半島でいちばん古い層の上に、逗子層が傾斜不整合の関係で重なっている地層で神奈川県の天然記念物になっています。よーく見ると貝塚のような貝の化石が見えます。

時代が異なる地層

崖の地層をよく見ると、明らかに時代が異なると思える層が上下にありました。これを不整合というそうです。場所は渚橋交差点を葉山港のほうに少し進んだところにありました。

地層学に興味のある人向け

逗子市の観光パンフレットに載っていて、県指定の天然記念物にもなっているので、行ってみました。場所は渚橋交差点から葉山港方面に向かい、少し右側に入ったところ。初めは木々や草に覆われた崖しか目に入らず、気がつきませんでした。 不整合とは、上下に重なる地層に大きな時代の隔たりがみられるもの。詳しい解説がそばにあるので、興味のあるかたには勉強になりそうです。 なお、近くには市指定の鐙摺不整合もあります...