Goshodori

菊池の歴史が感じられる通り

　菊池神社の参道をまっすぐに下ってくると、両側に古い建物が多い通りに続いていました。この通りが、御所通りです。 　熊本県の北部に位置する菊池市は、平安時代から約450年間にわたって栄えた菊池一族で知られる町です。通りに「わいふ一番館」というレトロな建物がありました。その建物には、「まちかど資料館」があって、菊池の歴史や菊池一族に関する資料が展示されていました。 　古い建物ばかりが連なっているわ...

菊池市の中心にある古い建物が残る町並み

　菊池市の中心部に当たる、きくち観光物産館近くから南に向かって伸びている通りが、御所通りです。「高木医院」や「旧松倉家住宅主屋」など、昭和の初めのころの建造物がいくつか残っていましたが、街並み全体が歴史的な空間ではありません。 　私たちが訪れた10月には、お祭りが行われていて、賑やかでした。

黒瓦と白漆喰の伝統的景観

菊池神社を参拝した後に、一の鳥居から西に続くレトロな街並みを散策しました。古い建物が保存されているほか、新しく建築された商店や住宅も黒瓦と漆喰壁で統一されており落ち着いた景観でした。高等学校の塀がなまこ塀になっているなど、町ぐるみで景観形成に取り組んでいるのが素晴らしいです。樹齢650年ともいわれるムクノキ「将軍木」もありました。

街並みがレトロ！

先日家人を誘って初体験しました。菊池神社の一之鳥居前からほぼ真西に伸びる約700mをブラリ。観光マップに載っていた名所旧跡（将軍木、旧高木医院、わいふ壱番館、高木元右衛門像、徳富愛子生誕の地碑など）を一通り見物。八女市福島や浮羽郡吉井の街並みと相通じる雰囲気を感じましたね。家人の評価は「街並みがレトロ！菊池に遊びに来たら行くべし！」でした。

所々に見どころあり

あまり聞かない通りでしたが、行ってみると将軍木や松囃子能場、上町皇大神宮、わいふ一番館など見どころがいくつもありました。 この通りは、間口が狭く奥行きが広い(長い)ことが特徴です。空き地を見るとよくわかると思います。有名な観光地のように通り全てが統一された建物や色合いではなく、少し物足りませんが、説明板や道路など地元で一所懸命に取り組んでいる姿が想像できました。