Utente ospite
13 maggio 2023
屋根があり、雨風をしのげる。 そういった意味では建物としては機能していました。 2023年5月、1泊2食付き。 このお宿に関しては1泊2食付きで9,900円は到底ありえないと感じました。払えて4,000円です。 部屋は2階部屋。歩けば抜けそうな床。館内に終日漂う便所臭。部屋の中まで便所臭まみれ。野良猫なのか飼い猫なのかわからない猫が館内を深夜も徘徊。カビと苔だらけの風呂。ヌルヌルのシャワーホース。何十年も掃除をしていないであろう、埃まみれヤニまみれのエアコン。ボサボサになった畳。埃だらけの煎餅布団。床が斜めになっている部屋もありました。 ボサボサ頭でブツブツ独り言を言いながらご主人から配膳された夕食は、佐渡の「さ」の字も感じさせない半生焼けの魚。銀鱈でしょうか、中まで火が通っておらず、生臭さも残ったまま。そして、冷えたスーパーで売っているイモコロッケ。本当に冷たくて半分残しました。刺身も明らかにスーパーでパック売りされているであろう切り方とサイズのもの。ワンパックを小分けにしているだけでしょう。豚肉とモヤシを塩胡椒で炒めただけの小鉢。漁港のそばで営まれる宿でこれは無しだろう、、、と感じました。 味噌汁も磯の香り漂う地場産なアラ汁などを期待していましたが、冷凍ツミレを半分に切って具にして赤味噌で溶いただけの簡素なもの。1番衝撃だったのは、白米の不味さ。ツヤこそあれど、柔らかすぎる。おそらく炊く時の水の量が多すぎるのでしょう。これでは県外の方々に誤解されてしまいます。米の粒立ちなど全くありませんでした。なにより炊き上がりで蒸らしてもいないし、水道の配管臭い。これは越後の宿として致命的です。 便所臭の漂うなか一夜を過ごし、朝食の時間。 どなたかのレビューやブログでは焼き鮭の切り身などが掲載されていたので、少し期待していましたが、実際は薄いハム1枚を半分に切り、ちぎったレタスと玉葱の上にのせるだけという品と、生*、パックの納豆。そして相変わらず不味い白米。 夕飯と朝食の原価は合わせて700円といったところでしょうか。 古い旅館なら趣きがあり、それが魅力となるのでしょうが、この宿はただただ不衛生で怠慢なだけだと感じました。 観察する限りご主人には悪気は無く、今までもこれからもこの姿勢は変わらないのでしょう。 ただ、現代に生き、普段仕事で頑張ったお給料で休暇をとり、9,900円も払ってこのクオリティーは、無しです。 この金額なら他にも素敵な宿がたくさんあります。 先にも述べましたが、人件費も入浴料も食費も宿泊費も含め、払えて4,000円です。 ロケーションだけは、眼前が海ということもあり、星5つ。 それ以外は星ゼロです。 雨風しのげりゃそれでいい、という方でも、この金額は払いたく無くなるのではないでしょうか。
Traduci